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フリーランスになる?会社を辞めるべきではない5つのメリット

最近、様々な大企業で45歳以上の大規模なリストラが実施されているというニュースが世間を賑わせています。

そのようなニュースに関連してツイッターやブログ、YouTubeなどでは「会社はオワコン」「サラリーマンをやめてフリーランスになろう」というような記事や動画がたくさん溢れています。

筆者は本業でサラリーマンとして働いていますが、フリーランスとなって一層活躍できるのであればそれはもちろんとても良いことだと思っています。

個人でも会社並みに稼げる時代となってきましたので、会社組織にこだわる必要は全くありません。

ただ、それでも会社で働くメリットもたくさんあると思っています。

特にノープランで会社(特に大手企業)を辞めてフリーランスを目指そうと思っている方はこの記事を最後まで読んでから決断していただきたいと思っています。

会社を辞めるべきではない理由

日本の正社員制度は世界に類を見ないほど優遇されています。

海外に目を向けると、期間の定めのない雇用契約というのはとても珍しい形態なのです。

欧米などの先進国では契約社員が一般的と言っていいかと思います。

また、期間以外にも会社の社員であるということには様々なメリットがあります。

正社員の解雇は正当な理由がなければできない

使用者からの申し出による一方的な労働契約の終了を解雇といいますが、解雇は、使用者がいつでも自由に行えるというものではなく、解雇が客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当と認められない場合は、労働者をやめさせることはできません(労働契約法第16条)。解雇するには、社会の常識に照らして納得できる理由が必要です。
引用:厚生労働省HP

冒頭に大企業で45歳以上のリストラが進んでいると書いていますが、これらはある日突然解雇されたわけではありません。

早期退職制度を発令し退職金への膨大な上積み(会社によりますが)を提示した上で自己都合退職してくださいと募集をかけるのです。

その条件に応じた社員が退職するという形になりますが、メディアではクビにでもなった様な書かれ方をされることが多いです。

このような方法をとっているのは上記の通り労働契約法で会社側の一方的な解雇を禁じているからですが、上積み額が納得できるほど多い場合はむしろリストラ対象の社員側にもメリットはあると言えます。

スケールのある仕事ができる

なんでもそうですが、個人でできることには限界があります。

ビルを作る、予算数十億規模のシステム開発案件の指揮をとる、大きな広告キャンペーンで渋谷をジャック、なんでもいいです。

このようなヒト・モノ・カネが揃わなければできないような一大事業は会社でないとなかなか経験し難いかと思います。

もちろんフリーランスとしてProjectの末端に加わることはできるかもしれませんが、Projectを動かす側の人間はほぼ会社の人間であるといえます。

あなたが会社を起こしてスケール感のある仕事をしていく、またはそのような大きな仕事を求めていないのであれば別ですが、個人事業主になるのであればその点は注意です。

福利厚生・厚生年金

あなたがいま大企業に勤めているならば、福利厚生はかなり手厚いはずです。

多少給料が低くても、福利厚生で色々な施設やサービスが安く使えたりすることを考慮するととかなり価値のあがる会社もあります。

また、年金制度の二階部分にあたる厚生年金は社員と会社が半々ずつ拠出するシステムです。

年金制度自体がオワコンという話はひとまず置いておいて、フリーランスではこの二階部分を用意するのであれば国民年金基金への加入など自身で対策を講じなければいけません。

先日、金融庁から老後2,000万円不足するという発表も出ていましたが、それは厚生年金加入者の話であり国民年金のみの場合は5,000万円不足と言われています。

社会的信用

社員は会社の看板を背負って仕事をすることになりますが、その看板の大きさに応じて信用を得ることができます。

具体的に言いますと、住宅ローンや車のローンなどは比較的簡単に審査に通りますし、年収が極端に低くなければゴールドカードも簡単に作れます。

上記で述べた「正当な理由がなければ解雇できない」ことが担保になって、基本的には毎月固定の収入があるとみなされるからです。

住宅購入などを考えている方でフリーランスになる予定の方は、会社に所属している内にローンなどを組んでおく方がよいでしょう。

仕事に必要なものは会社の費用で揃う

大手企業に所属している方で「会社用PCは自分で買った」という方はまずいないはずです。

PCに限らず仕事で必要なものは全て会社の費用で購入しますし、有料の外部トレーニングを受けることができたり、会社の費用で書籍を購入できたりするかもしれません。

フリーランスになった場合は経費として計上することはできるかもしれませんが、当然すべて自己資金で準備する必要があります。

番外編・オフィスがある

私は自宅勤務ができる環境にありますが、基本的には会社へ通勤します。

これは人によるかもしれませんが、私は自宅で仕事をするのがあまり好きではありません。

全く家を出ないということにストレスを感じてしまったり、仕事に集中できなかったり、プライベートとの境目があやふやになったり、理由は色々あります。

自宅勤務できる環境を羨ましいと思われる方もいると思いますが、実際に自宅勤務をされている方の中には私に共感していただける方もいるのではないかと思っています。

まとめ

繰り返しになりますが、会社を辞めてフリーランスを目指すことは決して悪いことではなく、チャレンジできる環境であればすべきだと思います。

ただ、日本においては会社に所属するメリットもそれなりに大きいので、その部分をまとめてみました。

チャレンジ精神なくノープランで特に大企業を辞めることは絶対にお勧めしません。

これからフリーランスを目指したいと思っている方にとって少しでも考える機会になれば光栄です。

では!