直前のリーク情報が飛び交っていたiPad Air (第4世代)がついに登場しました。
iPad Pro 11とほぼ同じフルディスプレイの筐体にタッチID内蔵電源ボタンを搭載するなど、これまでとは少し違った方向性を見せています。
そんな中、筐体がiPad Pro 11とほぼ同じですので「iPad ProとAirはどちらを買うべきか」悩んでいる方も多いと思います。
結論から言えば個人的には「iPad Pro 11をおすすめ」しますので、その理由を書いていきたいと思います。

iPad Air 4 基本情報


まずはiPad Air 4の基本的な特徴からです。
・A14 Bionic チップ
・10.9インチ
・12M広角カメラ
・64GB/128GB/256GB
・タッチID内蔵電源ボタン
・第2世代Apple Pencil対応
・Magic Keyboard対応
・Smart Keyboard Flio対応
・Wi-Fi 6対応
見た目はほとんどProですね。
ですが、チップはiPhone 12 シリーズにも搭載されるA14ですので処理能力はProより上を行く可能性があります。
そしてなんといってもタッチID内蔵電源ボタンです。
最終的には画面内指紋認証を目指すとは思うのですが、Androidの画面内認証搭載機種でも不具合がでていたりなかなか技術的に難しいのが現状。
その他Apple Pencilやキーボード類はもちろん共有できます。
価格は64GBのWi-Fiモデルで62,800円(税別)からとなっています。
iPad Pro 11とiPad Air 4を比較
iPad Pro 11 | iPad Air 4 | |
画面サイズ | 11 | 10.9 |
チップ | A12Z Bionic | A14 Bionic |
ストレージ | 128GB~1TB | 64GB~256GB |
120Hz駆動 | ○ | ✕ |
カメラ | 広角・超広角 | 広角 |
LiDAR | ○ | ✕ |
認証 | Face ID | タッチ ID |
スピーカー | 4 | 2 |
Wi-Fi 6 | ○ | ○ |
コネクタ | USB-C | USB-C |
Pencil | ○ (2世代) | ○ (2世代) |
価格 | 84,800円(税別)~ | 62,800円(税別)~ |
✓ チップ
✓ 1TBストレージ
✓ 120Hzディスプレイ
✓ 超広角カメラ
✓ 認証方法
✓ スピーカーの数
さすがに全体的にはProのスペックの方が勝るようです。
ただし前述したとおりA14チップはA12Zの上をいく可能性が高いです。
価格差はiPad Pro 11の128GBWi-Fiモデルが84,800円(税別)ですので22,000円。
ですがiPad Air 4は64GBなので実質17,000円差ほどとなります。
上記「選ぶポイント」と17,000円差を考慮して、どちらを選択するか考えていく必要があります。
ストレージ


まず、1TBを選択できるのはiPad Proのみですので、動画を扱うなど大容量ストレージが必要な場合はiPad Pro一択です。
iPad Air 4は64GBからですが、足りない場合その上は256GBで79,800円(税別)となっていますのでiPad Proの価格に肉薄してしまいます。
カメラとディスプレイ


iPad Proには広角カメラに加えて超広角カメラがついていますので、iPadでも写真をとる方はこちらを選択する方がよいかもです。
LiDARセンサーというARに関するセンサーもiPad Proにのみ搭載されていますが、これにこだわる人はあまり見たことないですので、どちらでも。。。
また、ipad Proには画面スクロール時にもスムーズに動く120Hz駆動のディスプレイを搭載しています。
Android機では搭載が進んでいますが、iPhoneにはまだ搭載されていない技術でiPad Proの大きな特徴の一つです。
認証方法とスピーカー


今回初めてタッチID内蔵電源ボタンが搭載されます。
Face IDを可能にするTrue Depthカメラはコストが高いので削減、かつコロナの影響で指紋認証が見直されていることが大きいですね。
iPad Proは基本家で使用することが多いと思うのでFace IDの方が相性はいいと思っていますがここは個人しだいですかね。
スピーカーはiPad Proが4つでiPad Air 4は2つです。
2つだから音質が悪いとは思いませんが、iPad Proの4スピーカーは外部スピーカーを使用しているかのような奥行きのある音を鳴らせるのでとてもおすすめです。
結果


個人的には上記で説明した機能やカメラの総額は軽く差額の17,000円を超えると考えており、どちらかを買うとすればiPad Pro 11をおすすめします。
もちろんチップの差がどうしても気になったり、タッチIDの方がよいという理由でiPad Air 4を買うというのも、それはそれでアリだと思います。
機能差と価格差を天秤にかけて、自分にとって幸せになる方を選んでいただればと思います。
まとめ
iPad Pro 11とiPad Air 4の比較まとめでした。
もう少し価格差が開けばiPad Air 4の圧勝であったと思いますが、6万を超えてきたのは少し厳しいと感じます。
性能も価格もわかりやすく離れた松・竹・梅で選べるようになればユーザー側も選びやすいんですけどね。
それでは!

















