子供が小学生になってくると、一人で留守番をしたり、近くの公園へ友達と遊びに行ったり、親と離れることも多くなってきますよね。
すぐに連絡を取れる手段を持っておきたい一方で、スマホを持たせることには
「まだ早いのでは?」
「SNSなどによる事件が心配」
など躊躇する声も多いかと思います。
そのような時にまず思いつくのが大手キャリア各社で提供されているキッズケータイです。
スマホとは違ってできることは限られており、電話番号登録の無い番号からの着信は拒否されたり、インターネット閲覧ができないなどの利点があります。
各社からどのような機種、サービス、料金が提供されているのか、これから複数記事にわたってご紹介していこうと思います。
まずはドコモから見ていきましょう。







Contents
ドコモ キッズケータイ F-03Jの特徴
ドコモのキッズケータイは富士通のF-03Jという機種で、2017年発売と少し古いものになります。
防犯ブザーとGPS搭載
防犯ブザーをひっぱるとブザーと同時に電話発信して、位置情報も送ってくれます。
また、イマドコサーチを使用して親のスマホから位置情報の検索も可能です。
※イマドコサーチの契約が必要です。
使いやすいSMSと選べるデザインテーマ
シンプルな操作と文字でわかりやすいです。
小学校低学年でも問題なく使えそうですね。
操作や設定がわかりやすく簡単
「安心」に関する防犯ブザーやGPSなどに関する設定は一箇所にまとめられており、設定がとても簡単になっています。
子どもの帰宅状況がわかる「おかえり通知」
子どもが帰宅した時に親のスマートフォンに自動的に通知してくれる機能もあります。
※ただし、通知デバイス「Tomoru」の購入が必要
離れたらお知らせしてくれる「みまもりアラート」
子どもが親と離れると、親のスマートフォンとキッズケータイの両方にお知らせが届く設定ができます。
ちょっと目を離したすきにどこかに行ってしまうことも多々あるので、これは便利ですね。
保護者のスマートフォンからキッズケータイをらくらく編集
親のスマホからリモートでキッズケータイの設定をすることができます。
大きなスマホから設定する方が楽ですね。
スペックとサービス・機能


料金
機種
一括10,368円 (分割432円×24回)
オプション:イマドコサーチ
月額200円
契約上の注意点
・ご利用者の方が12歳以下の場合に限り申込み可
・代表回線でカケホーダイプラン/データプランの契約がある場合のみ契約可
・キッズケータイ単独での契約はできない
2年契約で申し込むと、機種代やイマドコサーチと合わせて月額1,000円オーバーといったところです。
まあ安くもなく高くもなく妥当な料金かと思います。
ドコモキッズケータイのメリット
2年契約の自動更新なし
スマホでは2年契約で2年経過後は更新月があり、解約しない場合は新たな2年契約が自動で契約されるという謎システムとなっていますが、ドコモのキッズケータイではそれはありません。
2年経過後はいつでも違約金なしで解約することができます。
auやソフトバンクではスマホと同じような自動更新なので、これはドコモのメリットといえます。
ドコモキッズケータイのデメリット
単体で契約できない
代表回線の子回線としてしか契約できないため、親がドコモを使用していることが前提となります。
また、家族間無料通話やGPS検索などもドコモ利用者に限られます。
仮にママがドコモを使っていてパパがMVNOなどの場合は、パパとの通話が有料になったり、GPS検索が使えなかったりします。
細々と料金が発生する
・SMS送信に1回3円
・「イマドコサーチ」検索料に1回5円
大した金額ではないとは思いつつも、精神衛生上よろしくありませんね。
まとめ
ママ、パパともドコモを使用しており、かつ月1,000円ほどであれば許容範囲であれば買いとなります。
逆にどちらか一方でも違うキャリアを使用している場合はおすすめできません。
機種自体に最新性を求めるものでもないですが、2017年の機種ということも考慮する必要がありそうです。
次回はauを見ていきたいと思います。
では!
※記事内の情報・画像はNTTドコモ公式HPから引用