わたしは40代に突入したおっさんで、経歴は下記のような感じです。
✅ インフラエンジニアを中心にIT系職種を5社経験
✅ 派遣社員・契約社員・正社員すべて経験
そんな中40歳をすぎたところで、、、失職。
ご興味があれば詳細は下記から。

家族もいる身ですので急ぎ転職活動をしなければと、それはもう手当たり次第行動しました。
- 様々な転職エージェントに申し込み紹介される案件に目を通す
- リクナビNEXTなどの求人サイトにも登録しスカウトを待つ
上記のとおり盲目的に転職活動をおこなっていましたが、やはりなかなか決まらないのが現実。
逆に少し冷静になりそもそもこの方法であっているのであろうかと考えるようになりました。
40代の転職を扱っているサイトやYouTubeなどで研究した結果、結局わかったことは20~30代と同じような活動をしていたということでした。
20~30代と40代以上では転職活動の考え方そのものが異なるのです。
今回はこれから転職活動される方がわたしと同じ間違いをしないように、どのように進めるべきかを話していこうと思います。
Contents
なぜ20~30代とは転職活動方法が違うのか


社内でのポジションを考えるとわかりやすいと思います。
20代 担当
30代 担当~課長
40代 主任・係長~部長
会社規模によって大きく異なりますが、数社経験したわたしの感覚ではこのような感じ。
30代はまだまだ現場で忙しく動きまわる立場で、例え管理職だとしてもプレイングマネージャーであるはずです。
社会人としても即戦力でかつマネージメント経験もある35歳くらいまでが会社としては一番欲しい人材なのではないでしょうか。
実際に主たる求人サイトに目を通すとほとんどが担当レベルの求人であることがわかります。
では40代からはどうなのか。
残念ながら求人サイトのほとんどの求人では40代を対象としていません。
採用側が40代以上に求めているのは主に下記2点
- マネージメント経験
- 高い専門的スキル保有
でも考えてみてください。
上記のような採用をそんな一般求人サイトに簡単に載せるでしょうか?
「社内には該当する人材がいません」と言っているようなもので恥ずかしいですよね。
企業側にはこのような募集はできるだけシークレットに行いたいという事情があります。
もちろん介護職など40代歓迎の求人もありますが、これまでと同職種での転職ということを考えると当てはまらないケースが多いはずです。
40代からの転職方法


時代は動きました。
LinkedInなどのビジネスSNSでの採用も活発化しています。
わたしも実際に行った40代以上が取り組むべき活動の結論は下記のとおり
- リファラル採用
- ヘッドハント型採用
- LinkedIn登録
- 40代に強いエージェント登録
1つずつ説明していきたいと思います。
リファラル採用
40代以上の方はまず一番に考えるべきなのがリファラル採用です。
昔で言う縁故採用というやつですね。
社内の人間が知り合いなどの人材を紹介して入社させる方法で、会社によっては条件面談のみで入社になるケースもあります。
人脈が非常に大事になりますが、誰か知り合いにお願いできそうな方がいないかまずはあたってみるべしです。
同じような採用で過去に在籍した社員を再雇用するアルムナイ入社というのもありますね。
40代でも採用されやすい
書類選考がないケースが多い
事前に社内の雰囲気を聞ける
知り合いの顔を立てる必要があり辞め辛い
ヘッドハント型採用
登録するだけでヘッドハンターからお誘いが届くヘッドハント型のサイトが登場しています。
主にハイクラス人材を中心としたサイトにはなりますが、全然ハイクラスではないわたしも登録して使っていますので大丈夫です。
ほとんどがエージェントからの連絡なので面倒な部分もありますが、登録だけしておいてもよいかと思います。
良い案件が来るのを待つだけ
思いも寄らない話があることも
ほとんどがエージェントからの案件
積極的に応募などができない
LinkedIn登録
日本ではあまり知られていませんが、ビジネスSNSとして世界中で使われているのがLinkedInです。
主に自身のキャリアを公開した上でビジネス上つながってみたい方へコンタクトできたりするのが面白いところ。
このLinkedInには求人の機能もあり、そのまま応募することができたりします。
ただし外資系起業が中心ですので「外資はちょっと、、、」という方には向かないかもしれません。
ただ、どのような出会いがあるかわかりませんので登録はしておくに越したことはないと思っています。
40代に強いエージェント登録
前述したとおりわたしは盲目的に様々なエージェントに登録し、紹介案件に目を通すだけで大変という結果に陥ってしまいました。
まずこれが間違い。
エージェントにも抱える顧客の特性などがあり、40代以上に強いエージェントとそうでないエージェントがあります。
20代をメインターゲットにしているようなエージェントに登録していても40代のわたしたちには無駄なのです。
40代以上が登録すべきエージェントは事項でご紹介していきます。
40代以上が登録すべき転職エージェント


例えばマイナビなどは20代~30代前半までをターゲットとしており、40代が登録してもあまり意味がありません。
40代以上には40代以上の戦い方をする必要があります。
最終的にわたしがココに登録すべきと感じたエージェントを3つご紹介しておきます。
下記3つは全て登録して並行で使うのがよろしいかと思います。


圧倒的な案件数を誇り40代以上を対象とする求人もかなり多くあります。
わたしも情報収集を含め大変お世話になったエージェントです。
リクナビNEXTとは別のサイトが用意されており、登録後はシークレットの求人なども確認することができます。
業界もオールラウンドで特定の業界だけに強いということもありません。
使う使わないはともかく、良い案件に巡り会うためにもとりあえず登録はしておきましょう。
評価 | |
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案件数 | |
特徴 | 圧倒的な案件数 |


外資やハイクラス求人に強いことが特徴で、40代以上の案件も多数です。
そんなにハイスキルでは無いのでちょっと、、、と思う方も多いかもしれませんが、ほとんどの人がそうですので心配無用です。
自分では気にもとめないニッチな経験やスキルを持っている可能性もありますので、遠慮せずに登録してアドバイザーと話をしてみましょう。
外資はJob型雇用で年齢を気にしない企業が多くあり40代以上にオススメです。
評価 | |
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案件数 | |
特徴 | 外資やハイクラスに強い |


アドバイザーの質に定評があり「このような会社が入りたい」というような希望に沿った案件を紹介してくれるという声が多いです。
DODAの求人サイトとエージェントサイトは同じページになっており、そのまま応募できるものとエージェント経由でしか応募できないものに分かれています。
ただし、シークレット案件を紹介していただけることもありますのでとりあえず登録はしておくべきでしょう。
評価 | |
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案件数 | |
特徴 | 外資やハイクラスに強い |
前述したヘッドハント型サイトです。
ほとんどがエージェントからのお誘いですが、具体的な案件などを提示してくれるケースもあります。
腕のあるヘッドハンターに声掛けされる場合もあり、選択肢の一つとして登録だけしておくべきです。
評価 | |
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案件数 | |
特徴 | ヘッドハント型サイト |
最後に
前述した通り40代はできればリファラル採用で入社したいところ。
ただ、わたしと同じくそんな人脈無いよ!という方がほとんどだと思います。
そんな時にはエージェントに協力して頂き地道に活動するしかありません。
わたしでもなんとかそれなりの会社に入社できたのですから、あなたにも絶対にできます。
諦めずに頑張っていきましょう!
それでは!





