Air Podsのヒットを受けて、通勤などの普段使いイヤホンとして完全ワイヤレスイヤホンを選択する方が多くなってきました。
しかし、そのせいあってか各社から様々な製品が相次いで登場しておりユーザ側としてはどれを選んでいいのかわからない状態になっています。
そこで、今回は5千円付近の製品で実績あるメーカーのものを選んでご紹介しようと思います。
もちろん数万円する製品と比べれば見劣りする面も多いです。
しかし、学生さんなどでも手軽に買いやすいことや電車で聞くので音質はそこそこでよいという方には十分な性能を発揮するなど、良い面も存在しています。
※音質に関しては感じ方や好みの違いもありますので、今回は触れません。
Contents
完全ワイヤレスイヤホンとは?

Trueワイヤレスなどとも呼ばれ、左右のイヤホンがコードでつながれることなく完全に分離している形態のものを指します。
完全にケーブルがないので、誰かに引っ掛けてしまうこともありませんし、ケーブルからくるタッチノイズもありません。
もちろんデメリットもあり、片方だけ失くしてしまうという場合や、どうしても搭載するバッテリー容量が小さくなってしまうため充電回数は多くなります。
今回ご紹介する完全ワイヤレスイヤホンの共通機能

Bluetooth 5.0
最新のBluetoothバージョンで、以前のバージョンに比べて消費電力の低減が図られているのが特徴です。
このバージョンを搭載していることで、連続使用時間も長くなります。
オートペアリング
Air Podsで絶賛されている機能の一つで、ケースから出すとすぐに電源がONになり直近でペアリングされていた機器とつながります。
ボタンを押して電源ONなどの動作が不要ですので、完全ワイヤレスイヤホンにはぴったりな機能と言えますね。
TaoTronics SoundLiberty 77

まずはコスパに定評があるTaoTronicsからです。
合計再生時間
ケースでの充電も含め最大20時間(連続再生約5時間)使用できます。
10分の充電で1時間ほどの使用ができる機能もついており、緊急時に便利。
対応コーデック
AAC対応
iPhoneやiPadなどのiOS機との接続で、低遅延・高音質に再生可能です。
iPhoneを使用している方は必須といってもいいコーデックです。
特に動画視聴の遅延などに影響が大きいです。
タッチセンサー
タッチセンサーによる音量調整・次/前の曲・再生/一時停止・通話操作・Siriの起動などさまざまな操作ができます。
引用:Amazon.co.jp
一通りタッチで操作できるのは好印象ですね。
製品によっては本体側で操作ができないものもありますので。
防水性能
IPX7防水規格
防水規格:一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない
多少なら水没しても問題ない、最上位の防水規格です。
完全ワイヤレスイヤホンは片方だけ落とすといったことが想定されますので、これはすばらしいです。
ANKER Soundcore Liberty Neo (第二世代)

特に説明するまでもないメーカーに成長した我らがANKERの製品です。
製品の品質には定評を超えて信頼すらあるメーカーですので安心して購入できますね。
高評価を集めたSoundcore Liberty Neoが第二世代になってパワーアップしましたよ!
合計再生時間
最大20時間(連続再生最大5時間)
第一世代は12時間とライバル機種に比べ若干弱い印象でしたが、第二世代になり20時間にパワーアップしました。
それでもまだ短めではありますが、十分戦える数字ですね。
対応コーデック
AAC対応
iPhoneやiPadなどのiOS機との接続で、低遅延・高音質に再生可能です。
防水性能
IPX7防水規格
防水規格:一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない
先代ではIPX5でしたが、IPX7に進化しています。
これは実質多少の水没なら問題ないことを意味していますので、落としやすい完全ワイヤレスには必須機能ですね。
グラフェンドライバー採用
グラフェンとはダイヤモンドよりも硬い素材で、これをコーティングすることにより軽くて強い振動板を作成することができます。
低価格帯のハイレゾイヤフォン用ドライバーとしては定番となっているようですね。
もちろん第二世代でも継続採用です。
SoundPEATS TrueFree+

SoundPEATSはTaoTronicsと同じく、低価格・高品質でコスパに定評のあるメーカーです。
Amazonではそのほとんどで4以上の評価がついています。
合計再生時間
最大35時間 (連続再生約4時間)
標準といったところでしょうか。
これだけあれば毎日充電に追われることもありません。
対応コーデック
AAC対応(iOSのみ)
iPhoneやiPadなどのiOS機との接続で、低遅延・高音質に再生可能です。
防水性能
IPX4防滴規格
防水規格:あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない
他の2機種に比べてここが少し弱いです。
防滴レベルの性能なので、水につけることはできません。
まとめ
5千円クラスの完全ワイヤレスイヤホンのご紹介でした。
完全ワイヤレスイヤホンは有線とは違ってバッテリーが搭載されていて、交換できるものは少ない(またはできても高額な)ため、ヘタるまでの消耗品であると言えます。
まずは自身の用途を考えて、音質や機能などハイスペックなものを求めないのであればこれらの製品を検討してみてはいかがでしょうか。
注意すべき部分はコーデックで、iPhone使用ならAAC搭載のものを選びたいところです。
WindowsやAndroid、Walkmanのようなミュージックプレイヤーで使用する場合はapt Xに対応しているものが望ましいですが今回ご紹介したものには搭載されていません。
それでは!









