
総務省の介入により、良くも悪くも活発な動きがある携帯キャリア業界。
キャリアはahamo、LINEMO、povo、Rakuten UN-LIMIT Ⅵなど揃って20GBで2,480~2,980円・5G対応のプランを導入してきています。
コレはホントに安くていいんですがMVNO大丈夫なんでしょうかね。。。??
そんな中微妙な立ち位置になってしまったのがワイモバイルとUQモバイルのいわゆるサブブランド。
「安くて安定した電波」という神話もキャリアの新プランで霞んでしまいます。。。



今回はそのサブブランドであるUQモバイルを今後も使うだけの価値があるのかどうか見ていこうと思います。
結論から言いますとくりこしプランSの契約はアリ、MとLはやめといたほうがいいという結果になりました。
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UQモバイル
✓ auと同品質の高速回線
✓ わかりやすい3プラン
✓ 速度制限でも1Mbps (M・L)
✓ 余ったデータは翌月繰越
✓ 実店舗も多数あり
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キャリア(MNO)と格安SIM(MVNO)の違い


まずはキャリアとMVNO(格安SIM)の違いとサブブランドのお話から。
そもそも携帯電話サービスを始めたくても電波は国から割り当てられた事業者(キャリア)しか使用することが出来ません。
また、電波塔などのインフラ設備に関しても膨大なコストがかかります。
ここに大手企業以外が参入することはまず不可能なので、その代替案としてインフラの
貸出が義務付けられました。



その電波・インフラを有償で借りてモバイルネットサービスを提供しているのが格安SIM(MVNO)です。
一方、ワイモバイルとUQモバイルに関してはMVNOでなく準キャリアとして扱われています。
これがサブブランドと呼ばれており、回線品質もそれぞれソフトバンク・auと同じであることが特徴です。
UQモバイルの料金
スマホ向けプランはくりこしプランS・M・Lの3プランとなっておりわかりやすいですね。
これまでワイモバイルとほぼ同じ内容のプランが適用されていましたが、新プランに関しては少し変わってきました。
S | M | L | |
基本料金 | 1,480円 | 2,480円 | 3,480円 |
UQ学割 | -580円 | -1,000円 | -1,000円 |
計 | 900円 | 1,480円 | 2,480円 |
通信容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
※UQ学割はSが8か月間、MとLが12か月間適用
これまで同様話し放題はオプションです。
ワイモバイルと異なり、月に60分までの通話パックを選ぶこともできます。
10分かけ放題 | 10分話し放題 | 700円 |
かけ放題 | 完全話し放題 | 1,700円 |
通話パック | 60分/月 | 500円 |
割引はUQ学割のみ。
ただし年齢が5歳以上18歳以下と幅が広く、この年令の子供がいる家庭であれば家族全員割引の恩恵を受けることが出来ます。
ただし、ワイモバイルの家族割が永年割引に対してUQ学割は最長で12か月となっているので注意。



UQモバイルの特徴
- 余ったデータは翌月繰越可能
- 高速通信を使い切っても1Mbps (M・Lプラン)
- 国内通話かけ放題あり(オプション)
- 節約モードへの切替可能
まずはなんといってもauと同様の高品質・高速回線であることが特徴です。
格安SIMでは12:00-13:00のお昼時間帯に1Mbps以下になるということもよくありますが、UQモバイルはauと同一回線でありそれがありません。
余ったデータは翌月繰越
ワイモバイルと大きく異る点がこちら。
UQモバイルのは場合はその月に使い切れなかった分のデータを翌月へ繰り越すことができます。
一方でワイモバイルは毎月リセットされSプランなら毎月3GB固定となります。
高速通信を使い切っても1Mbps
特筆する特徴としてM・Lプランなら高速通信を使い切っても1Mbpsのスピードが出る部分があります。
Sプランでは300kbpsとなることを考えると、これはかなり高速です。
1Mbpsあれば標準画質でYouTubeくらいは十分視聴できますよ。



国内通話かけ放題オプション
10分かけ放題 | 10分話し放題 | 700円 |
かけ放題 | 完全話し放題 | 1,700円 |
通話パック | 60分/月 | 500円 |
前述したとおり、かけ放題はオプションとなります。
500円からと割高に見えますが、そもそも通話はLINEでしかしないという人も多いハズ。
自分で選べて必要な人だけが選択できるというのはありがたいですね。



節約モードへの切替
UQモバイルではアプリ上で節約モードへの切替ができます。
- 高速モード:通信容量を消費する
- 節約モード:通信容量を消費しない
節約モードへ設定するとプランSなら300kbps、MとLは1Mbpsで無制限に使用できるようになります。
SNSやYoutubeで音楽だけを聞くなどそんなに速い速度を求めないときにはこの設定をしておけば実質使い放題となります。
300kbpsは少し遅いですが、1MbpsあればYoutubeを低画質で見るくらいは全く問題ありません。
できるだけコマメに設定をしていくことで無駄な通信容量の消費をおさえることができます。
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UQモバイルのメリット・デメリット


メリットはなんといってもauと同品質の回線がauよりお得に使えるということです。
データ容量の繰越にも対応しており、節約モードで消費をコントロールできるなど細かい部分でメリットがありますね。
一方、デメリットはというとやはりくりこしプランM・Lが割高に感じてしまうところです。
これならpovoに入るほうがよいと思います。
- auと同品質の回線
- シンプルSなら格安
- データ容量繰越
- 節約モード
- シンプルM・Lプランは割高
povo・ワイモバイルと比較


では親会社であるauの2,980円プランpovoと比較してみましょう。
くりこしプランM(割引なし)との比較です。
povo | くりこしプランM | |
料金 | 2,480円 | 2,480円 |
通信容量 | 20GB | 15GB |
話し放題 | オプション | オプション |
その他 | – | データ繰越 |
povoの方が優れているように見えますね。
ですので個人的にはくりこしプランM及びLはおすすめしません。
狙うべきはくりこしプランSで、家族で入るわけではなく通信容量3GB未満でよいという場合にはワイモバイルのSプランよりも安いのです。
ワイモバイル:1,980円
UQモバイル: 1,480円
家族でまとめて加入する場合、最大12か月で終わるUQ学割よりもワイモバイルの家族割の方が優れていますのでワイモバイルに軍配があがります。
大容量が必要: povo
家族で加入: ワイモバイル
一人で3GB未満:UQモバイル
まとめ
UQモバイルのご紹介でした。
キャリアの格安プランの登場で存在感が薄くなってしまった感はありますが、一人でくりこしプランSを契約するのはアリです。
20GBなんて到底つかわないのに各社2,980円のプランを契約することは本当に無駄なのでやめましょう。
格安SIMにしようと考えている方にはこちらをおすすめします。
それでは!
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