2019年のWWDCは非常に大きなアップデートが目白押しでしたね!
ソフトウェアだけでなく、待っていた人には念願のMac Proが発表され、あとはiPhone SE2がなかったのが残念くらいなものでしょうか。
今回は発表があった内容の中から主要なトピックをまとめていきたいと思います。
Mac Pro 2019
開発はされていることが明言されていたものの、実に6年ぶりのアップデートになります。
スペックはどれだけ高くても足りないというような方には念願の新モデルですね。
✔ 最大28コアのXeonプロセッサ搭載
✔ 最大1.5TBのメモリを搭載可能
✔ Radeon Vega Pro IIグラフィックスを最大2つ搭載可能
✔ 5,999ドルから
Pro Display XDR
Apple純正のモニター発売の噂がここ最近ずっとありましたが、ついに出ました。
✔ 32インチ
✔ 6K (6016 x 3384)
✔ P3色空間をサポート
✔ 輝度1000nit(最大1600nit)
✔ コントラスト比1000000:1
✔ 4999ドル
iOS13
今回は高速化がメインとなります。
✔ ダークモード
✔ アプリの起動スピードが2倍
✔ FaceIDのアンロックが30%高速
✔ アプリのダウンロードスピードが60%高速
iPadOS
iOS13はiPad関連のアップデートが多いというリークが多く出回っていましたが、まさかのiPad専用OS、その名もiPadOSが誕生してしまいました!
個人的には今回のWWDCで一番驚いた部分です。
これでもう「でっかいiPhone」とは呼ばせない!
✔ ホームにウィジェット配置
✔ デスクトップ版に近いSafari
✔ 同一アプリの分割表示ができるようになるSplit View
✔ USBメモリやSDカードなどの外部ストレージ対応
✔ USBマウス対応
macOS 10.15 Catalina
まず非常に大きなアップデートとして、iTunesに別れを告げることになりました。
とは言え、3つに分割されるだけですのでより使いやすくなるかもですね。
✔ iPadをサブディスプレイ化できる「Sidecar」機能
✔ iOSアプリとmacOSアプリの統合を目指す「Project Catalyst」
✔ 機能満載のiTunesを「Music」「Podcast」「Apple TV」に分割
Watch OS
Watch OSはついに専用のStoreが展開されます。
アプリのインストールもApple Watch単体で実施できるようになります。
✔ Watch Faces(盤面デザイン)の追加
✔ 電卓など新しいアプリの追加
TV OS
なんと!Xbox OneとPS4のコントローラーに対応するようです。
MFiのコントローラーはお高いので、これはゲームが捗りますね!
✔ マルチユーザー対応
✔ Apple ArcadeがXbox One&PS4のコントローラーに対応
まとめ
今回の目玉は個人的にiPadOSの誕生ですね。
iPad Pro 2018が登場した際のPVも各社のPCと比較するなど、iPadのPC化を進めようとする動きがあります。
今回のOS独立化によってそれが確定的になりました。
秋の配信が楽しみですね!
※記事内のイメージはApple公式サイトから引用