【PS5】HORI ファイティングコマンダーOCTA Proレビュー | 通常版OCTAとの違いを比較

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たっく

こんにちは、管理人のたっく(@todotsuma_G)です

アケコン?レバレス?格ゲーはパッドだ!!の信者の皆様、お待たせしました。

ついにHORIからPS5版ファイティングコマンダーOCTA Pro(以下OCTA Pro)が登場しました!!拍手!!

手離しで絶賛したいところですが色々と問題もありますので、ファイティングコマンダーOCTA(以下通常版OCTA)と比較しながらその辺も詳しくレビューしていきたいと思います。

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HORI ファイティングコマンダーOCTA Pro 天面6ボタン SPF-040【SONYライセンス商品】

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ファイティングコマンダーOCTA Pro の特徴

特徴
  • PS5ライセンス 天面6ボタン 格ゲー専用パッド
  • 有線・無線両対応
  • 背面ボタンを含めた計12ボタンを配置
  • すべてのボタンにタクトスイッチを採用

ストリートファイター6で採用されたモダンモードではパッドでプレイすることを前提に設計されているなど、最近の格ゲーはパッドでプレイするユーザも多くなってきてます。

とはいえ、PS5純正のコントローラ(DualSense)で格ゲーするのは指が痛いし操作も難しいんですよ。。。

というわけで多くのパッドユーザに支持されてるのが、このHORIのファイティングコマンダーシリーズ。

PS5番とWindows版でファイティングコマンダーOCTAという製品が出ていて好評だったのですが、そのPro版が登場したというわけです。

ファイティングコマンダーシリーズはそこそこの価格で格ゲーでのパッドプレイを本格的なものにしてくれる、格ゲーパッドユーザには必須のアイテムです。

たっく

通常版OCTAはプロも使ってます

ファイティングコマンダーOCTA Pro レビュー

たっく

では実機を写真多めで見ていきましょう!

開封

可もなく不可もない、いつものキレイなHORIのパッケージ。

新製品シール、、、お前いるか?

裏には特徴がしっかり記載されてます。

本体の他に同梱物は下記の通り。

同梱物
  • 説明書
  • USB-C to Cケーブル
  • 無線接続用USBドングル
  • 十字キー交換パーツ2種

無線はUSBドングルでの2.4GHz接続でよかった。高遅延なBluetoothだったらどうしようかと思った。

まあどちらにしろe-sportsである格ゲーで無線は使わないんですけども。

ただ、このドングルUSB-Cなんですよね、、、その辺はまあまた後ほど。

十字キーの交換パーツは今回のOCTA Proの売りの一つ。Victrix Pro BFGと同じような機構です。

個人的には一番凹凸のない平べったいものが一番操作しやすかったかな。

本体

本体正面。

マット加工のプラ素材ですが、質感はかなりいいです。

グリップ部分は滑り止め加工もされていて、通常版OCTAでデメリットであった持ったときのツルツル感が改善されています。

PS用の各種ボタン類とPS5用通常版OCTAにはなかった右スティックなんかも付いていて格ゲー以外にもつかえますね。

背面。

ついに背面ボタンが付き、有線・無線切り替えボタンがあります。

有線・無線切り替えボタンはもっと別の場所にならなかったのか。。プレイ中に指があたりそう。

方向キー周り。

左スティックは8角ガイドのショートストローク。

スティック派の人はもうこれだけで買ってもいい理由になりそうなくらいすばらしい出来。

十字キーは爪を引っ掛けて簡単に外すことができ、別パーツに換装することができます。

といっても、どれもそんなに変わらんが。。

ボタンはすべてタクトスイッチ(Dpadは不明)で「カコカコ」としたメンブレンではなく「カチカチ」といった、マウスクリックの音がします。

たっく

個人的にはこのタクトスイッチが大正解です

上部にはL・Rトリガーと、USB-Cコネクタがあります。

前述の通りL・Rトリガーもすべてタクトスイッチ化しており、これで耐久性もかなり上がるはず。

USB-Cコネクタにはロック機構が付いていて、ケーブルを挿したあとトレイのようなものを押し込むとケーブルがロックされ抜けないようになります。

ただし、、純正ケーブルでしかこのロックは使用できず、別のUSB-Cケーブルを使用する際にサイズによってはこのトレイを出しっぱなしにしないと使えないことは注意です。

これはちょっとイマイチすぎるでしょ。。誰だ設計したの。。

下部にはキーロックボタン、イヤホンジャック、PS5/PS4/PC切り替えボタンがあります。

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通常版OCTAとOCTA Proの比較

手元にはPS5用通常版OCTAがないため、ファイティングコマンダーOCTA for WindowsPCとの比較になります。

パッと見そんなに変わらないように見えますが、持った感じではOCTA Proの方が若干大きい印象。

筆者は手が小さめで、通常版OCTAの方が持ちやすいだろうなと思っていたのですが、意外にOCTA Proの方がしっくりきました。

ただ、サイズ感やグリップの感覚は通常版OCTAとかなり異なっているので、好き嫌いがかなり出てきそう。

PS5版OCTAとの比較で言うと右スティックが増えているので、他のゲームでもOCTAを使いたいという人は買い替え検討もありだと思います。

ファイティングコマンダーOCTA Proの操作感

さて、皆さん気になる操作感です。

筆者はストリートファイター6プレイヤーですので、トレモとランクマを数時間触ってみました。

十字キーについて

OCTA Pro到着後SNSで多く書き込みがあったのは、十字キーの感度が通常版OCTAと比較して低くキーが抜けるという内容。

個体差があるのかないのか不明ですが、少なくとも筆者は「少し十字キーが重いな」と感じたものの、十字キーの感度が低く入力キーが抜けるということは全くありませんでした。

推測にはなりますが、十字キーは指先派や指の腹派など人によって押し方が違うので、軽いタッチで押すことに慣れている方に問題が起こっているような気がします。

キー抜けがない場合も、キーが重くなっていることで長時間の操作が通常版OCTAより疲れる印象でした。

2025/3/30追記
  • HORI公式から十字キーの感度に関するファームウェアアップデートのお知らせがでました。

左スティックについて

こちらは良くも悪くも通常版OCTAと変わらず。

少し硬めのフィーリングですが、8角ガイドでカチっと入力されます。

筆者は十字キー派なので、このスティックではやりこんでおりませんが、このスティックなら格ゲーでも使えるなという印象。

各種ボタンについて

通常版OCTAとOCTA Proとの差があるのはL・Rボタンと背面ボタン。

前述の通りL・Rボタンはタクトスイッチ化されショートストロークになっており、背面ボタンは新規追加されています。

L・Rボタンは通常版OCTAでも全く問題はありませんでしたが、OCTA Proを触ってしまうともう戻れないくらいすばらしいですね。とっさの反応に差は出ると思います。

そして背面ボタン、こちらは正直微妙です。。

まず、OCTA Proではキー重複ができないためどこかのキーを背面ボタンに割り当てる必要があります。

つまり背面ボタンのために何か一つキーが犠牲になるということですね。

あと、個人的にはキーの位置がもう少し上にあれば使いやすかったように思いますが、これは個人差がありそう。

HORI Device Manager(デバイスマネージャー)

OCTAには専用アプリが用意されており、ボタンマッピングや感度設定が簡単に行えます。

特にコマンド入力で意図せず上が入ってしまい、跳ねることがある方は上方向の入力感度を下げることで大きく改善します。

この感度設定は高級機であるVictrix Pro BFGにはない機能で、OCTAが支持される部分でもありますね。

左スティックの無効化なんかもできるようですね。

注意
  • なぜかアプリはGoogle Driveからダウンロードさせる仕様となっており、ブラウザによってはセキュリティに引っかかり(または警告がでる)ダウンロードできない場合があるようです。かなりイマイチですが改善を待ちましょう。

ファイティングコマンダーOCTA Proの良い点・気になる点

たっく

では個人的に感じた良い点と気になる点をまとめてみます

良い点
  • 全体的な質感アップ
  • グリップ感の向上(滑り止め・筐体サイズ)
  • ケーブル脱着
  • L・Rボタンタクトスイッチ化

筆者は非常に気に入って完全に通常版OCTAから乗り換えました。

ただ、体験が変わるほど良くなった点は正直無く、スト6をやる分にはあまり変わりないです。

通常版OCTAを使っている人で無線や背面ボタンが必須でなければ買い替えの必要まではないように思います。

通常版OCTAを持っていない場合は買い!!

気になる点
  • お値段。。
  • USBケーブルとドングルがUSB-Cコネクタ
  • 背面ボタンの仕様
  • 専用ケースがない

PS5の通常版OCTAが約6,000円ほどで買えるのに対して、定価14,980円。倍以上まじか。

無線や背面ボタンに倍の金額を出す勇気が試される一品です。

そして、個人的に一番無いな~と思うのはUSBケーブルとドングルがUSB-C to Cなこと。

PS5にはUSB-Cポートが2ポートあるのでまあ困らないんでしょうけど、PCユーザはまだ本体にUSB-Cポートがない人もいるんです!!

スマホで使うわけでもあるまいし、素直にUSB-A to Cにして欲しかった。

あと、このお値段するのならVictrix Pro BFGのように専用ケースが欲しかった

ハードケース付きならまだこの価格でも納得したかも。

ちなみにダイソーのガジェットケースがまあまあいいサイズ感です。300円。

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HORI ファイティングコマンダーOCTA Pro 天面6ボタン SPF-040【SONYライセンス商品】

まとめ

HORIファイティングコマンダーOCTA Proのご紹介でした。

再度特徴を記載しておきます。

特徴
  • PS5ライセンス 天面6ボタン 格ゲー専用パッド
  • 有線・無線両対応
  • 背面ボタンを含めた計12ボタンを配置
  • すべてのボタンにタクトスイッチを採用

現在アケコンやレバレスで格ゲーをやっている方も、このパッドを使用すればパッドでも十分戦えることがわかってもらえるはず。是非試してみてほしいです。

それでは!!

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