こんにちは、管理人のたっく(@todotsuma_fire)です
先日、Xにこのようなポストをしました。
会社というのは組織なので、業務運用の標準化・ナレッジ化を進めて属人化を避けるのが正解。
ですが、今回はそれとは逆行して「希少性のある職種で最強の属人化」を目指す戦略について独断と偏見で話をしていきたいと思います。
- IT業界歴22年 外資IT▶内資SIer管理職▶退職
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- 年間配当 340万
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ダイヤモンドはなぜ高価なのか?
突然ですが ダイヤモンドってなぜ高価なのでしょう?
輝きが美しいから!というのも 一つですが、もしそこらの河原でいくらでも拾えればこんなに高価にはならないですよね。
今の技術なら人工のガラスやクリスタルでも同じような輝きを出すこともできるはず。
それでもなぜダイヤモンドがこれほど高価なのか、それは希少な鉱物だからです。
ダイヤモンドは炭素原子が超高温・高圧で結びついた結果結晶となるもので、有限な鉱物=簡単に手に入れることができない=高価になるという図式です。(人工ダイヤモンドはありますが)
つまり希少性こそがダイヤモンドを高価にしていて、それ以外の要素というのはオプションなのです!
希少性のある専門人材を目指す
それは仕事においても同じことが言えると思っています。
エージェントや人材コンサルなんかと話していてもこの手の話はあまりでてきませんが、社会においてサラリーマンがとるべき戦略は希少な(ニッチな)専門人材になることです。
希少な人材と書くと「はいはい仕事ができる人ね」と思うかもしれませんがそうではないです。
ニッチな職種であったり分野を自身の専門として、他の人達に手が出せないような人材になるということ。
極端な話をすると、仕事がデキルかどうかなんて二の次ですよ。
例を出すと一昔前までは弁護士がそのような仕事の代表格でしたよね。
厳しい司法試験に合格し弁護士バッジを手に入れた人たちだけが裁判業務を行うことができる業務独占資格で、裁判で代理人を立てる場合はその方々に頼むしかないのです。
どの弁護士に依頼するかは見定める必要がありますが、多少パフォーマンスが良くなくない人でも他にいなければその方に頼むしかありません。
ジョブ型の推進によりこれと同じことがサラリーマンの世界でも起ころうとしています。
例えば私たちITの世界でも、何でも取り扱うシステムエンジニアよりはSalesforceやSAPなど1つのカテゴリ1つのツールに特化しコンサルができる専門のエンジニアが重宝されるようになってきています。
- ブログ界においても 昨今は超特化ブログがSEO的に好まれる傾向にあります。超特化ブログとはカテゴリーの中でもさらに1つの分野に絞って特化したブログのことです(例えば格安SIM全般のブログではなくワイモバイルに特化するなど)。合わせて筆者がスマホの代理店で働いていたなど権威性も必要になってきます。
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標準化の影で属人化を進める
当然ですが、会社ではナレッジの標準化を行いチームで共有することが必須です。
組織的にはもちろん良いことで、経営側はこの標準化を進めるべくDXに必死になっていますよね。
ただ、標準化されたナレッジは誰でも使うことができ「その人じゃないとわからない」状況がなくなります。
幽遊白書というマンガで「切り札は先に見せるな、見せるならさらに奥の手を持て」というセリフがあります。
サラリーマンはチーム内の標準化を進めるフリをしつつも、自分にしかわからない・対応できない業務のような切り札はきちんと確保し、いざとなればそれは自分にしか対応できないことであることを主張できるようにしておきましょう。
前述の「希少性のある専門人材」になって「属人性」を持てば、仕事のできるできないに関わらず、必ず重宝されるようになります。
まとめ
サラリーマンは「希少性のある専門人材」になって「属人性」を持とうという話でした。
サラリーマンといえど、社内で生き残る戦略を考えながら日々過ごしましょう。
- 社内で同じようなことをしている人が多くいる分野は避け、希少性のあるニッチな分野の専門をみにつける
- 標準化を進めているフリをしつつ自身の属人化を進める
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