【FIRE】40代が会社を退職して3ヶ月無職をやってみた

筆者は遅くとも50歳で夫婦揃っての子持ちサイドFIREを目指している、40代です。

資産5000万で勢い余って会社員を退職し、今後どのような道へ進むか模索中の中、約3か月が経過しましたので、40代の無職3か月というものがどういう状況・心境なのか私が感じたままを綴って行きたいと思います。

無職3か月の状況・心境

ストレスは限りなく少ない

まず一つ目は、当然ですがストレスが激減したということです。

前職は内資のSlerで、対クライアントの各種プロジェクトのPMをしていたため、日々お客様や社内の幹部、プロジェクトのメンバーなど、様々なステークホルダーからの圧やエンドレスな業務でメンタルダウンしていました。

「この生活があと何年続くんだろう」と考えるとそれはもう絶望な気分でした。

対して、退職後の現在は基本的に日々予定というものはなく、朝起きて妻の弁当を作り（妻は正社員勤務）、子供を送り出してからはさて今日は何をしようという生活です。

何かに追われることもなく、ストレスフリーな生活ができています。

とはいえ、子供もまだ小学生で先行き不透明、かつ完全FIRE（ファットFIRE）出来るだけの資産もありませんので、これからどのような仕事で、どのような形態で（正社員・派遣社員・フリーランスなど）ビジネスをするのか決めていかなければいけません。

そのようなことを考えるのは若干ストレスになりますが、これは自分のことでもあるので仕方ありません。

でも、夜考え事で眠れないといったこともなくなりましたね。

お金はどんどん減っていく

仕事を辞めるということは、収入が0円になるというわけではなく、さらにマイナスになります。

住民税は昨年度の年収が基準になるため、かなり多額の金額を払わなければならないですし、社会保険は前職の任意継続としていますが、会社との折半がなくなるので4万円以上全額支払わなければいけません。

もちろん国民年金の支払いもあります。

税金や社会保険で、特に何をしていなくてもお金は取られていきます。

コンテンツ消費は2ヶ月が限界

退職前は「辞めた後はNetflixであれを見ようこれを見よう、このゲームをしよう」などやりたいことを様々リストアップし、時間なんていくらあっても足りないなあ、なんて考えますが、 それも 2ヶ月ほどが経つと飽きてきてしまいます。

しかも、前述のようにまだ仕事が決まっていない状態でそのようなことをしていると「動画みたりゲームなんかしていていいのだろうか」というような 一種の罪悪感に悩まされてきます。

正社員へ戻る気はないのに正社員を捨てるのが怖い

バリスタFIREすると固く心に決めたのに、正社員→派遣・バイト化への恐怖感がすごい

・年齢的にもう大手正社員には戻れない
　→これまでのキャリアを失う
・この先の生活の試算は間違っていないか
・40代派遣の扱われ方はどうなのか
・世間体や信用

挙げだしたらキリがない。。

— たっく＠高配当ETFで家族4人FIREを狙う者 (@todotsuma_fire) June 25, 2024

私は既に40代半ばなので、ここで非正規を選んでしまうと、もう恐らく正社員で大手へ戻るのは不可能となりますし、これまでのキャリアを失うことを意味します。

また、この歳で非正規で働くことで世間体や信用がどのように変化するのか怖い、という部分もあります。

生産的な作業は飽きない

コンテンツ消費が飽きてくる一方で、例えばブログやYouTube作成など、生産性のあるコンテンツを作る場合には罪悪感はありませんでした。

これらはうまく当たればまとまった副収入をもたらすので、遊んでいるというよりは、副業的に働いているのと同じような感覚を持つことができます。

お金の使い方がよりシビアになる

現在資産収入が手取りで月20万円ありますが、月の支出は約45万円で、まだまだ完全FIREには程遠い状態です。

妻は正社員として働いているので日々の生活は赤字にはなっていませんが、自身の収入がないということで 日々使うお金にはかなりシビアになりました。

無駄にペットボトルを買ったり、ちょっとお菓子をかってみたりということはなくなり、スーパーでも安くなっている食材などを中心に買うように。

まとめ

以上、40代が会社を退職して3ヶ月無職をやってみた、でした

以上となります、みんなで揃ってFIREを目指しましょう！