こんにちは、管理人のたっく(@todotsuma_fire)です
筆者は遅くとも50歳で夫婦揃っての子持ちサイドFIREを目指しており、数年前から資産5,000万円を目標として、収入の大部分を投資に回す生活をしていました。
そんな中で、資産目標を持つことにメリットだけでなくデメリットを感じることもあったため、今回はその内容について書いていきたいと思います。
- IT業界歴22年 外資IT▶内資SIer管理職▶退職
- 投資歴約5年・日米高配当ETFに4500万を投資中
- 年間配当 340万
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資産目標を持つメリット
支出に厳しくなる
目標を定めると、言うまでもなくそこに向かって資産を貯める意識を持つようになります。
私の場合は、それまで安いものであれば値段も見ずに購入したり何となく使っていたお金を、次第に「もったいない」と感じるようになり、それこそ1,000円でも余剰があれば喜んで証券口座へ送金するようになりました。
仕事でもそうですが、人は目標や目的に動かされる生物であるため、自分で固く決めた目標には信念をもって取り組むことができます。
資産収入の具体的イメージが持てる
資産目標とはつまりFIREへ向けたゴールのことです。
自分がFIREするためにどれくらいの資産が必要で、FIRE後はそこからどれくらい資産収入を得ることができるのか、この目標を持つことではっきりします。
あとはその目標に向かって着々と資産を貯めていくだけです
ここの計算を間違ってしまうと、独身ならいざ知らず、家族がいる身などにとっては大きな打撃となってしまい 取り返しのつかないことになってしまいます。
余裕を持った額の目標を持つことが大事だと思います
下記でシミュレーションしていますので、ご参考まで。
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資産目標を持つデメリット
労働意欲を失う
資産目標を持つことに デメリットなんかあるの?という気がしますが、多くの方がこのデメリットをつぶやいています。
そのデメリットとはつまり 労働意欲がなくなるということです。
資産を貯め始めた初期の頃は「これからがんばって貯めていくぞ!」という労働意欲を持つことができ、どんどん増えていく資産額を見ながらがんばれました。
しかし、これがやがて資産3,000万円ぐらいになってくると、月々の資産額の増減が数十万円になり「必死に労働して得た給料ってこれだけなのか、、」と味気なくなってきてしまいます。
また「あれ?そろそろFIREできるんじゃ?」と具体的なイメージを持ち始めますので、そこで「 FIRE後少し労働すれば生活できる状態」だということが判明すると、途端に現在の仕事のやる気がなくなってしまいます。
労働意欲がない状態で会社に通い続けると、当然モチベーションも下がってきてミスも起きたり、仕事が手につかなくなりますよね。
そうした状態から「このようなモチベーションでこれ以上働くのは無理だ」と日々感じるようになり、まだ資産目標に到達していないにもかかわらず会社を辞めてしまうということが起こりえます。
実際に、私がそうでした
とにかくケチるようになる
早くFIREしたいがために、少しでもお金を株式投資に回そうとするマインドが大きくなってくると、少しのお金でもケチるようになってきました。
それこそコンビニでコーヒー1杯買うのも「もったいない!」という風に感じることが多くなり、妻から「ちょっとおかしいんじゃない?」と指摘されるまで、自分の考え方や行動がおかしくなっていることに気づきませんでした。
幸せになるためにFIREを目指しているのに、100円のコーヒーをケチらないといけない生活をしていては、到底 幸せになんかなれない矛盾を抱えていました。
自分だけならまだしも、家族にそれを強いることがないように注意が必要かなと思っています。
まとめ
以上、資産目標を決めることによるメリット・デメリットでした。
- 支出に厳しくなる
- 資産収入の具体的イメージが持てる
- 労働意欲を失う
- とにかくケチるようになる
デメリットには気をつけつつも、資産目標を決めないことにはFireは到底達成できないので、まずは自分の生活費を試算してどれぐらいの資産収入が必要か、計算してみることから始めてみては、と思います。
以上となります、みんなで揃ってFIREを目指しましょう!
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