こんにちは、管理人のたっく(@todotsuma_fire)です
筆者は遅くとも50歳で夫婦揃っての子持ちサイドFIREを目指しておりますが、今回はバリスタFIREに至る理由と家族4人生きていくためのシミュレーションについて書きたいと思います。
- IT業界歴22年 外資IT▶内資SIer管理職▶退職
- 投資歴約5年・日米高配当ETFに4500万を投資中
- 年間配当 340万
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バリスタFIREを目指すきっかけ
まずはバリスタFIREを目指すようになったきっかけから
仕事の負荷が高い
私はこれまでずっとIT屋さんで、直近では大手JTCのSIerにてプロジェクトマネジメントなど非エンジニア系の業務をしていました。
クライアントとメンバーのフロントに立って各プロジェクトとそのメンバーを切り盛りする役割ですが、当然プロジェクトの内容や進捗に対してクライアントからのアタリも厳しく、責任のある業務で常に心が休まらない状態が常。
もちろん数千万から億単位の大きなプロジェクトの場合、クライアント側としても失敗できないのでそれは当然だと思います。
一方、社内側では、プロジェクトで困ったことがあったとしても「何とかするのが仕事!」というような感じでバックサポートを得られず、クライアントやメンバー・社内内部からの板挟み状態。
「一体誰のために、何のためにやっているんだろう」と感じることが多くなってきました。
仕事量も、表面上は残業月45時間に抑えているものの、連続会議ばかりで平日にはできなかったような資料作成などのワークや教育、その他雑務などを休日に行ったり、どんどん増加する一方。
このようなことから「もう40代も半ばで、この先もこのような働き方でずっと続けていくのか?」と疑問を持ち始めていました。
分譲マンション売却
引用:国土交通省 | 不動産価格指数(令和5年4月・令和5年第1四半期分)
そのような中で転機が訪れることに。
ここ数年、都市圏のマンション高騰が続いており、大阪市内の分譲マンションを所有していた自身のマンションも約1.5倍から2倍の価格が相場となっていることを知りました。
また、その頃には既に高配当ETFへの投資を実施しており、その時点での額は約1,500万ほど。
高騰したマンションを売却できれば、残りのローンの返済・手数料を差し引いても手元に約3,500万円ほどが残るので、それを高配当ETFへ入れることで税引き後で約240万、月20万の配当を得ることができる。
家族4人の生活費の約半分を賄うことができるため、それだけあれば少なくとも今のような働き方はしなくてもいいのではないかと考えるようになり、FIREについて調べ始めました。
現在妻は正社員で働いていますが、私と同じくそろそろ正社員はやめて派遣などで負荷を下げて働きたいという希望を持っています。
そこで妻とFIREについて話し合い、
・2人とも精神的にも肉体的にも負荷を下げることができるような仕事へ移行
・そのためにマンションを売却して賃貸へ移り月々の配当金を得るようにする
ことを決めて、決行に移しました。
マンションは予想通り1.5倍以上の値段ですぐ買い手が見つかることに。
新築で購入して約12年住み、住宅ローン控除も全額もらった後に想定以上の価格で売却となったので、その間家賃を払った想定で計算するとかなり大きな利益を得た計算になります。
その後、マンションの売却処理が完了し、想定通り高配当ETFを購入したタイミングで、私は40代という年齢でありながら次も考えず現在の仕事を退職しました。
今後、正社員で負荷が大きく下がる仕事を選ぶことができない場合は、派遣または契約社員なども考慮してとにかく仕事の負荷を下げていくことを第一の目標としてやっていくつもりです。
バリスタFIRE後の生活シミュレーション
2人とも正社員を辞めるとどうしても収入は落ちるので、現在の生活費から必要な収入と支出を計算してみます。
ここではあくまで我が家のシミュレーションで、一般的なシミュレーションはこちらにまとめています。
現在我が家の月にかかっている生活費は45万円です。
ここには子供2人の学費の積立や、年次で発生するような支出も12か月で割ったものが入っています。
つまり45万円×12か月の540万円あれば現在の水準から変わらず生活できるということです。
収入についてはまず高配当ETFからの税引後配当金が月平均20万(年額240万)ですので、手取り額で残りの年300万、月25万を用意すればよい計算となります。
では、今回は派遣で働くことを想定し、時給1,800円と1,500円、時間は週3~5日で想定してみます。
時給 | 勤務条件 | 時間 | 額面合計 |
---|---|---|---|
1,800円 | 週5日×7時間 | 140時間 | 252,000円 |
1,800円 | 週4日×7時間 | 112時間 | 201,600円 |
1,800円 | 週3日×7時間 | 84時間 | 151,000円 |
1,500円 | 週5日×7時間 | 140時間 | 210,000円 |
1,500円 | 週4日×7時間 | 112時間 | 168,000円 |
1,500円 | 週3日×7時間 | 84時間 | 126,000円 |
上記は額面金額ですので、ここから保険や税金各種が引かれますが、下記のパターンの場合はギリギリ足りるか足りないかの計算が成り立ちます。
・2人で時給1,800円・週3勤務(月30万2千円)
・2人で時給1,500円・週4勤務(月33万6千円)
・片方が時給1,800円・週4勤務、もう片方が時給1,500円・週3勤務(月32万7千円)
実際には児童手当なども入ってきますので少し余裕はある感じです。
どうしてもまとまった資金が必要な場合は、ETFを取り崩すしかないですね。
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サイドFIRE実行のためには、不労所得が必須です。
一人ならまだしも、妻と小学生・中学生の子供2人もいますので、完全FIREはかなり難しい。。
で、その不労所得を例えばブログやYoutubeで作るとするとどうでしょうか?
ブログやYoutubeは再現性がないので、どれだけやればどのくらいの収入になるか見通せず、あくまでこれは副業の範疇かなと。
その点、配当株については再現性100%です。
株数や取得額、その時の相場状況などの違いはあれど買えば配当をもらえますし、現時点でいくらほどもらえるかある程度計算できます。
FIRE界では有名なトリニティスタディ(インデックスを年4%ずつ取り崩す)でも構いませんが、私の性格上「取り崩す」ことが本当にできるのか心配なので、単純に配当される方が向いている気がします。
また、度々暴落はあれど10年スパンで見ると右肩あがりに成長している米国株を主軸に、リスクヘッジで日本のETFを組み合わせています。
以上の考え方により、日米高配当株への投資に集中しています。
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まとめ
バリスタFIREを目指したきっかけと高配当ETF購入の資金調達方法でした。
- 仕事の負荷が高く、資産収入の元手を作れたためバリスタFIREを考える
- 支出は月45万、配当20万と残りは労働でまかなう
以上となります。
みんなで揃ってFIREを目指しましょう!
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